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【プロスタッフが厳選】ニットがおすすめのハイブランド4選。おしゃれなコーデ例も

シンプルになりがちな秋冬のコーディネートには、ハイブランドのニットを取り入れるのがおすすめ。コーディネートの品格を上げ、大人の女性らしいおしゃれを簡単に楽しめるでしょう。本記事では、ニットがおすすめなハイブランドやコーディネート例の他、より永くニットを愛用するためのお手入れ方法を紹介します。

コーデの主役はハイブランドのニットがおすすめ

赤いニットを着た女性

出典 unsplash

ハイブランドのニットをコーディネートに取り入れると、おしゃれでクラス感たっぷりなムードになります。まずは、ハイブランドのニットがおすすめな理由を紹介します。

コーデのクラス感をアップ

ハイブランドのニットは、ハイブランド特有の高級感が何よりも魅力的。シンプルになりがちな秋冬のコーデを、一点で華やかで洗練された大人な印象にしてくれるでしょう。着るだけでコーデのクラス感が上がり、おしゃれさを演出できるのも嬉しいポイントです。

ハイクオリティで着心地が良い

ハイブランドのニットは見た目だけではなく、素材やつくりにこだわったものが多いのも大きな魅力です。肌触りが良い上質な素材を使用していることが多いため、着心地も快適です。全体的にクオリティが高いので、長持ちしやすい点もポイント。永く愛用するニットにも最適です。

ニットがおすすめなハイブランド4選

ここからは、ハイブランドに精通したコメ兵のベテランスタッフが厳選する、ニットがおすすめのハイブランドを紹介します。

クリスチャン・ディオール(Christian Dior)

クリスチャン・ディオールのニット

クリスチャン・ディオールのカシミアニット。高級なカシミアを贅沢に使用し、厚手で温かいため防寒もしっかり叶えてくれます。「Chiristian Dior」のシグネチャーバンドや、ブランドのラッキーナンバーを讃える「J'ADIOR8」のレタリングがあしらわれたモデルなど、ブランドらしさを象徴する存在感たっぷりなデザインも多いです。

セリーヌ(CELINE)

セリーヌのニット

セリーヌのなかでも、2017年までクリエイティブ・ディレクターを努めたフィービー・ファイロが生み出した「チャンキーニット」はお洒落ニットの代名詞。ローゲージの厚手ニットは暖かいうえに、1枚で着てもコーデが決まるとっても便利なアイテムです。オーソドックスなデザインから変形デザイン、カシミアやウールなど、バリエーションが豊富なのでお気に入りのものを見つけやすいでしょう。

シャネル(CHANEL)

シャネルのニット

シャネルのニットは大きなココマークロゴのものや、アイコンモチーフであるカメリアやパールをあしらった華やかなデザインのものが人気です。画像のニットはテディベアをイメージしたデザインで、モコモコとした質感が特長的。この他にも、ビニールを編み込んだカーディガンなど珍しい素材を用いた斬新なニットなどがあります。スカートにも合わせやすいショート丈のものも多く、フェミニンな印象のコーディネートにも難なく取り入れられるのが魅力です。

エルメス(HERMES)

エルメスのニット

エルメスのニットは高品質なカシミアが滑らかな肌触りで、直接肌に触れてもストレスを感じず着られます。シンプルなデザインが多く、だからこそ素材の良さが強く引き立ちます。また、主張しすぎないデザインは着回しがしやすいのもポイント。流行り廃りの無いデザインはずっと愛着を持って着続けるのに最適です。

ハイブランドニットのコーディネート例

コーディネートに取り入れるだけでクラス感がアップするハイブランドのニット。おしゃれにコーディネートするにはどのようなポイントに気をつければ良いのかを、コーデ例とともに見ていきましょう。

チャンキーニットコーデ

チャンキーニットコーデ

存在感のあるセリーヌのチャンキーニットは、シンプルなコーディネートでもしっかりおしゃれに見える優れものです。ほつれ加工などのカジュアル感の強いアイテムには、スラックスを合わせるときれいめな印象をプラスできます。チャンキーニットにボリュームがあるため、ボトムスは細めか、軽い質感のものを合わせる方が全体のバランスが取りやすいです。

また、セリーヌのチャンキーニットを生んだデザイナー、フィービーファイロはスタンスミスを愛用していることでも有名。シューズにシンプルなスニーカーを合わせれば、フィービー風コーディネートの完成です。

ディオールコーデ

ディオールコーデ

遊び心のあるディオールニットにのコーデュロイパンツを合わせたスタイル。「Christian Dior」のシグニチャーバンドがバックに施されたニットは、さり気なくハイブランドをアピールできるおしゃれアイテムです。ハイブランドのニットにカジュアルブランドのボトムスの組み合わせはチグハグな印象にならないか心配になりがちですが、全体をブルー系でまとめているため、統一感たっぷりに仕上がっています。

一見するとカジュアル感の強いコーディネートですが、同ブランドのバッグを投入することでクラス感もしっかりと演出しています。

ロゴニットコーデ

ロゴニットコーデ

シャネルのロゴを全面にあしらった存在感のあるニットは、コーディネートの主役に最適。インパクトの強いトップスには、落ち着いたボトムスを合わせるのが鉄則です。スポーティーなディテールのニットに、敢えてフェミニンなプリーツスカートを合わせて女性らしく仕上げてみましょう。ニットの着丈が短めなので、長めかハイウエストのボトムスを選ぶとバランスが良い仕上がりになります。

スカートはカジュアルブランドのものですが、主役のニットが全体を高見えさせてくれるため安っぽく見える心配もありません。足元はシャネルのスニーカーで、さり気なくワンランク上のハイブランドカジュアルを演出しています。

ニットを長持ちさせるためのお手入れ方法

セーターを運ぶ女性

出典 unsplash

お気に入りのニットをしっかりとお手入れしておくと、より永く愛用できるでしょう。ここからは、ニットをより長持ちさせるためのお手入れ方法やオフシーズンの保管方法を紹介します。

着た後はブラッシングして休ませる

ニットを着た後はすぐに片付けず、簡単にケアをしておきましょう。ブラッシングをしてほこりを落としておくと、毛並みが整い毛玉ができにくくなります。ブラシは、密度が高い馬毛のものがおすすめ。擦るようにブラッシングするのではなく優しく払うような感覚で行うのがポイントです。

ブラッシング後は厚みのあるハンガーに数時間つるしてニットを休ませてから、畳んで片付けます。長時間ハンガーに吊るすと、型崩れの原因になるので休ませる時間には注意が必要です。

毛玉を見つけたらすぐに取る

毛玉取り機で毛玉を取る人

出典 shutterstock

ブラッシングをする際には、同時に毛玉ができていないかチェックしてみてください。もし毛玉ができていたら、すぐに取り除きましょう。小さな毛玉は、ハサミの刃先部分で細かくカットします。毛玉が複数ある場合は、毛玉取り機の使用もおすすめです。ただし、ニットが傷むのを避けるために使用方法は必ず守るようにします。

シミはなるべく早く対処する

ニットに付いたシミは放置せず、すぐに取るのが鉄則です。放置するとカビや変色、虫食いを招く恐れがあります。まずはつまみ洗いでシミを抜いて、その後丸洗いをしましょう。

自分でニットのシミ抜きを行う前は、素材に何か使われているのかしっかりと確認してください。ウールの場合は自分でできますが、カシミヤやアンゴラの洗濯は難しいです。ニットが傷むのを避けるためにも、上質なもののシミ抜きはクリーニング店に依頼するのがおすすめです。

洗濯は洗剤や表示をしっかり確認する

ニットの洗濯前には、必ず洗濯表示をチェックしてください。無理に自分で洗ってしまうと、色落ちや縮みが発生するかもしれません。心配な場合は、ウールやカシミヤ専用の洗剤を使用してみてください。風合いが損なわれにくくなるでしょう。また、洗濯する際に小さめのネットに入れておくと、型崩れを予防できます。

保管する際は湿気対策をする

衣替えなどで長期間ニットを保管する時は、湿気対策を行います。保管前にしっかりと虫干しをして、ニットを乾かしておきましょう。また、保管の際の入れ物にも注目を。ビニールの袋は蒸れてしまうので、保管には適していません。通気性の良いカバーや袋に、防虫剤と乾燥剤を一緒に入れるのがおすすめです。

お手入れを行いニットを永く使うことはサステナブル

ニットを使ったトータルコーディネート

出典 unsplash

1着のニットをお手入れしながら永く使うのは、環境への配慮にもつながります。大量生産が問題視されているファッション業界の問題に加担しないことになるため、サステナブルな取り組みと言えるのです。ハイブランドのニットを購入した機会に、良いものを永く使うという環境に優しい考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ハイブランドニットで秋冬コーデを楽しんで

ハイブランドのニットは、秋冬コーデの主役に最適なアイテム。クラス感が高まり、大人の女性らしい印象を与えてくれるのが大きな魅力です。上質なものが多く、着心地が良いため快適におしゃれを楽しめるでしょう。小まめなお手入れをして、お気に入りのハイブランドニットを永く愛用してくださいね。

profile
KÓMERU編集長 坊所
サムネイル: KÓMERU編集長 坊所
日本最大級のリユースデパート・コメ兵のオウンドメディア「KÓMERU」の編集長。 賢くオシャレにサステナブルを楽しむ方法を日々発信中。 編集長の傍ら、KOMEHYO SHINJUKU WOMENにも勤務し、ハイブランドに精通したベテランスタッフとして活躍中。