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不要な洋服を適切に処分する方法。サステナブルにファッションを楽しもう

着なくなった洋服の処分方法にはリユースショップを利用する、ブランドの回収に出すなどがあります。状態の悪い服やサイズの合わない服は破棄するなど、自分の中で基準を設けてから整理し始めるとスムーズです。ここでは着なくなった洋服の環境に配慮した処分方法、処分するときの基準や注意点などを紹介します。

不要な洋服の処分方法5選

クローゼットから服を取り出す女性

出典 Shutterstock

不要な洋服を処分する際はリユースショップの利用がおすすめ。特にブランドアイテムは高値がつくこともあるので、忘れずに持ち込みたいところです。他にも寄付やアパレルショップの回収に出すなど、さまざまな処分方法があるので紹介します。

リユースショップへ持って行く

箱に服を詰める女性

出典 Shutterstock

着なくなった洋服で状態の良いものや、ブランドのものはリユースショップへ持って行くのがおすすめです。最近では、リユースショップが展開するオンライン買取サービスなども存在しています。買い取ってもらえれば処分費用がかからない上に、思わぬ臨時収入まで手に入ります。特にハイブランドやヴィンテージの品は高値がつくこともあるので、捨ててしまうのはもったいないですね。

フリマサービスを利用する

Tシャツの写真を撮る女性

出典 Shutterstock

フリマアプリやオークションサイトなど、便利なサービスを利用して着なくなった洋服を処分する方法もあります。リユースショップへ持ち込むより手間はかかりますが、ノーブランドの洋服でも買い取ってもらえるので、処分するアイテムに合わせて使い分けると良いでしょう。

アパレルショップの回収に出す

サステナブルの概念が社会に広まるにつれ、古着の回収を行うアパレル企業が増加しています。店頭にボックスを設置し無料で回収を行う他、古着の回収に協力するとクーポン券がもらえるなどの特典があるブランドも。

回収に出した洋服は新たな素材になったり、手を加えて再販売されたりします。環境に優しいだけでなく、お得なサービスが受けられることもあるので利用したいですね。

着なくなった洋服を回収する企業については、こちらでも紹介しています。

NPOなどの団体へ寄付する

段ボールに詰めた洋服

出典 Shutterstock

着なくなった洋服は、NPOなどの団体へ寄付することも可能です。寄付する際は、古着を回収して社会のために役立てている団体を調べて、指定された送り先へと送付します。送料の負担が発生するものの、自分が着ていた洋服が誰かの役に立つので、気持ちよく処分できそうです。

自治体の古着回収に出す

住んでいる自治体によっては、資源ゴミとして古着を回収しているところもあります。回収のルールは自治体によって異なるので、事前に確認が必要です。

自治体で回収が行われていれば古着は再利用されますが、回収をしていない地域では可燃ゴミになるのが現状。近年ではアパレル業界における、衣類の廃棄問題が深刻になっています。この先もずっとファッションを楽しむためには、できるだけ可燃ゴミに出す以外の方法を検討したいものです。

洋服を処分するときの基準

服を選ぶ女性

出典 Shutterstock

シミや傷みのある洋服は処分するなど、自分の中で基準を決めておけば適切にクローゼットを整理できます。ここでは洋服を処分するときの基準を解説するので、整ったクローゼット作りの参考にしてみてください。

状態が悪い洋服

穴の空いた服を持つ女性

出典 Shutterstock

シミや傷み、落ちない汚れがあるなど、状態の悪い洋服は処分することをおすすめします。糸がほつれた服など、直せばまだ着られると思っていても、なかなか修繕に取りかかれない場合も処分したいものです。毛玉ができたニットや、破れ・穴のある洋服も、清潔感を損なうので処分しましょう。

サイズが合わない洋服

スカートのサイズをチェックする女性

出典 Shutterstock

サイズが合わない洋服も処分の対象です。ダイエットが成功したら着ようと思っていても、着られる頃には好みが変わっているかもしれません。他にも、サイズが大きすぎて野暮ったく見える洋服など、今の自分の体形にフィットしないアイテムは処分がおすすめです。

着たいと思わない洋服

一目見て着たいと思えない、気分の上がらない洋服は処分したほうが賢明です。例としては悲しい思い出がある、愛着はあるのに今の自分に似合わない洋服など。着る機会はないけれど、高価なので捨てられない服も同様です。

コーディネートしにくい洋服

洋服自体は気に入っているけれどコーディネートしにくい、使いどころがわからない洋服も処分を検討したいものです。普段シンプルな服ばかり着ているなら、模様が派手すぎて合わせにくい服などが該当します。他には旅先で買った服、イベント用に買った服なども、普段着る服とテイストが違うためコーディネートに取り入れにくいでしょう。

着なくなった洋服を手放すコツについてはこちらもチェック

洋服を処分するときの注意点

洋服掛けにかけられた服

出典 Shutterstock

クローゼットをスッキリさせるのは楽しいことですが、冠婚葬祭用など必要な洋服まで処分しないように気を付けましょう。また、寄付や回収に出す洋服は汚れていると対象外とされてしまうので、事前に洗濯をして回収ルールを守ることが大切。ここでは、処分による後悔を避けるための注意点を確認します。

着る機会のある洋服は処分しない

冠婚葬祭用の服やスーツなどは普段着られませんが、いずれ必要となるものです。今後着る機会のある服は、処分しないよう注意します。これらの洋服は突然使うことになるケースも多いので、買い直す場合は新しいものを購入してから処分すると安心です。

無理に処分しない

手放したくない洋服を無理に処分する必要はありません。処分するか迷ったら保留してみるのも1つのアイディアです。今後着るかどうか微妙な洋服は、時間を置くと冷静に判断できることもあるでしょう。

寄付や無料回収に出す洋服は事前に洗濯する

洗濯機と洗濯物

出典 Shutterstock

洋服が汚れていると、寄付やリサイクルの対象から外れる場合もあります。寄付やアパレルショップの回収に出す洋服は事前に洗濯しておきましょう。洗濯のついでに、回収のルールも再確認しておくとより良いですね。

ゴミとして出す場合は自治体のルールに注意する

ゴミとして洋服を処分する場合、住んでいる自治体ごとにルールがあるので注意しましょう。洋服の状態によって分別の種類が変わったり、1度に出すゴミの量が決まっていて、量が多い場合は複数回に分けて捨てたりする場合もあります。こうした負担を減らすには、処分する洋服の量や種類に応じて、リユースショップや回収サービスを上手く活用するのがおすすめです。

リユースショップならサステナブルにファッションが楽しめる

洋服をレジへ持って行く女性

出典 Shutterstock

リユースショップを利用すれば廃棄されるアイテムが減り、環境に配慮したおしゃれが楽しめます。自分の着ていた服が誰かの役に立てるのも、リユースショップを利用するメリットです。リユースショップを通して、サステナブルにファッションを楽しむ方法を見ていきます。

不要な洋服が誰かの役に立つ

自分にとっては不要になった洋服でも、着たいと思う人がいるかもしれません。自分が着ていた洋服が再利用され、誰かの役に立てるのは嬉しいことですね。

また、不要な洋服をゴミとして処分するのではなく、リユースショップへ持ち込むことは環境に優しいアクションです。服の再利用にはさまざまな方法がありますが、服を服として何度も使うことが最も環境への負荷が少ないとされています。リユースショップを通して物を循環させると、この先もずっとおしゃれが楽しめるサステナブルな社会へとつながっていくでしょう。

リーズナブルに上質な物を購入できる

リユースショップなら、リーズナブルに質の良い物が購入できます。リユースショップで不要になった物を売り、質の良い物を揃えるとより上質なライフスタイルが楽しめるでしょう。

ファッション業界が環境に及ぼす影響は、年々深刻化しています。できるだけ環境に優しい、サステナブルな方法でファッションを楽しみたいものです。

洋服を適切に処分してサステナブルにファッションを楽しもう

椅子に座る女性

出典 Shutterstock

洋服を処分するには多様な方法がありますが、衣料品の廃棄問題が深刻になっている今、できるだけ環境への負荷が少ない方法で処分したいですね。リユースショップの利用は環境に優しく、思わぬ収入を得られることもあるのでおすすめです。洋服を適切に処分して、サステナブルにファッションを楽しんでみませんか。

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rino
サムネイル: rino
スタイルのお手本は自由に生きるパリジェンヌ達。作り込み過ぎないシックなスタイルが得意。