
海外セレブにも人気!ゴヤールバッグの魅力とは?コーデも紹介
最近話題の「ゴヤールバッグ」。聞いたことはあるけれど、どんな形や色があるのかはまだ知らないという人も多いのではないでしょうか?世界的に大ヒットしているサンルイを含めたバッグの種類、そしてファッションへの取り入れ方などゴヤールの魅力について迫ります。
ゴヤールとは
ゴヤールは150年以上の歴史がある老舗ブランド
ゴヤールの歴史は1792年に創業し、トランクや衣装ケースなどを製作し梱包に関するスペシャリストであった「メゾン・マルタン」まで遡ります。その確かな技術をフランソワ・ゴヤールが引き継ぎ「メゾン・ゴヤール」が誕生したのが1853年。
その後、一流トランクメーカーとして名を馳せてから150年以上も職人気質のブランドとして「本物」を作り続けています。
ゴヤールといえば「ヘリンボーン」
ゴヤールのデザインの特徴といえば、魚の骨を意味するヘリンボーン柄ですが、近くで見ると模様は細かい点描になっています。驚くべきは、その点描はプリント技術を用いず、ひとつひとつを手作業でペイントしていること。その為、同じ商品でも点の大きさや形は僅かに違いが生じています。
工場による大量生産ではなく、職人の確かな技術による製造を追及する、メゾンブランドならではのこだわりです。
ヨーロッパ系老舗ブランドが好きな方に支持されているゴヤール
ゴヤールは30代前半から50歳までの幅広い年齢層に支持されているブランド。特にエルメス、シャネル、トッズ、ロエベなど、歴史あるヨーロッパブランドを好む方にファンが多い傾向があります。
日常のファッションを格上げしてくれるゴヤールは、シンプルなスタイルの中にも「品質」や「ブランド」など"自分だけのこだわり"で選んだアイテムを投入したい方におすすめです。
押さえておきたい!ゴヤールの特徴
美しさと機能性が共存する「ゴヤールディンキャンバス」
ゴヤールの特徴といえば、Yのイニシャルをかたどったモチーフが並ぶゴヤールディン・キャンバス。総柄なのに品があり派手に見えない生地はトートバッグや財布、パスポートケースなどどんなアイテムにも馴染みます。
生地を作る最終工程で天然アラビアゴムをコーティングしているので耐久性や耐水性に優れている点も大きな魅力。
豊富なカラーバリエーション
カラーもブラックやホワイトだけでなくブルー、イエロー、オレンジ、レッド、グリーンなどカラフルに展開しているので、仕事用バッグとしても、オフの日のファッションのアクセントとしても使いやすいです。
アイテムをパーソナライズできる「マーカージュアート」
ゴヤールでは、お財布やバッグ・トランクケースなどのアイテムに自分のイニシャルや好きな模様を入れてもらえる「マーカージュ」というサービスがあります。
もちろん、マーカージュも全て手作業。ゴヤールの職人が天然色素を用いてペイントしてくれます。
実家が代々続く木材の河川運送業を営んでいたゴヤールの創業者、フランソワーズ・ゴヤール。運搬する木材に複雑な家紋などの目印を入れる職人の技術を自身のブランドにも用いたのがマーカージュの始まりです。
高い希少価値
オンライン販売が主流になっている現代においてもゴヤールは世界21都市に置いているブティックのみでの販売を貫いており、製品はどれも希少価値が高いという特徴があります。日本の正規店は大阪、京都、名古屋、東京のみです。
ゴヤールバッグの人気の形とデザインは?
セレブにも愛用者の多いゴヤールはどんな形やデザインがあるのでしょうか?人気の高い3つのデザインをご紹介します。
サンルイ(トートバッグ)
ゴヤールが爆発的に広まったきっかけと言えるのがこのサンルイのトートバッグ。傷や汚れに強いゴヤール・キャンバスを活かしたシンプルなデザインはラグジュアリーで使い勝手も◎です。サンルイには小さめのPMと大きめのGMがあります。ちなみに、以前は横幅20㎝程度のジュニアサイズも展開されていましたが、数年前に廃盤となりました。
人気のサイズは横幅が45cm程度あって、オンオフにも充分使える万能サイズの「PM」。たっぷり入る収納力と軽量な構造が支持されています。
サンルイの人気カラーはブラックとブラウンのコンビカラーか、グレー。ブラックは使いやすいけど、ちょっと重たい印象があるのが心配という方にオススメです。
プリュメ(ショルダーバッグ)
トートの印象が強いゴヤールですが、ゴヤールウォレットの定番デザインをベースに作られた可愛らしいポシェットもあります。女性に嬉しいミニサイズですが、マチが2つ、中は3つに分かれる機能的なデザインでお出かけグッズの持ち運びにも困りません。
クラッチバッグ
男性にも人気が高いのがこちらのクラッチバッグ。ユニセックスでシンプルなデザインは、ジャケットやスーツなどオフィスコーデにも合わせやすいのが特徴です。手持ちのアイテムに合わせやすい定番ブラックも人気ですが、あえて目立つカラーを選んでファッションのアクセントにしても良いですね。
どんなシーンで持てる?
ゴヤールのバッグはシンプルでエレガントなデザインだけでなく、素材が丈夫で軽いため様々なシーンで活躍してくれます。
出勤用として
きっちりスタイルにも合うブラックなら仕事用バッグに最適。A4が入るサイズで収納力も◎です。さらに、コーティングされた生地で耐水性に優れているため急な雨でも安心。ほどよく艶がある点もラフになりすぎずちょうど良いでしょう。
お出かけ用に
ゴヤールのバッグはシンプルな作りで物の出し入れがしやすいので、毎日のちょっとしたお出かけにさっと持っていくバッグとしても便利です。かっちりしすぎないフォルムでほどよい艶があるというこの絶妙なバランスが、大人の抜け感を作るのに最適。明るいカラーならファッションのアクセントにもなりますね。
マザーバッグとして
たくさん入るサイズ感、間口が広いのでものが取り出しやすい作りはマザーズバッグにも最適。ブランドバッグは雨に弱いレザーが多いですが、ゴヤールの生地は耐久性、強度の面でも問題ありません。たくさんのものを持ち運ばなければならないのでサンルイであればGMの大きめサイズの方がおすすめです。
男女お揃いで持つこともできる
ユニセックスなデザインなのでカップルお揃いで持つことができるのもゴヤールならでは。ブランド好きの彼に自分とお揃いのものをプレゼントして時々彼と交換して持っても楽しいかもしれません。男性にはゴヤールのクラッチバッグの人気が高いです。
ゴヤールが映える!オシャレなコーデ紹介
今大注目のゴヤールを取り入れたお手本コーデを紹介します。カラーバリエーションが豊富なので様々なスタイルに合わせることができますよ。
ジーンズの色味の中にブラックのゴヤールバッグが映えるコーデ。タイトめのコーデに、ほどよくゴヤールトートが抜け感をプラスしています。「このコーデに革バッグを合わせるとかっちりしすぎる」という時に便利なバッグです。
ホワイトワントーンのコーデにゴヤールのカラークラッチバッグがアクセントに。ブラックのクラッチバッグは定番ですが、カラーでも派手過ぎないのがゴヤールの良いところ。普段使いはもちろん、ゴヤールならエレガントな雰囲気が欲しいパーティースタイルにも映えます。
色味の少ないシンプルな服装にはゴヤールのカラーで遊びを入れて。モノクロスタイルならどんな色でも合いますが、ネイビーなら明る過ぎず合わせる服装の幅も広いです。
キメすぎないほどよい抜け感を演出するゴヤールトートバッグは、肩の力を抜いたおしゃれを楽しみたい大人の女性に最適。かっちりしたバッグを持っていくほどではないというお出かけにはもってこいのデザインとサイズ感です。
ゴヤールバッグをお得に購入したいならリユースアイテムがおすすめ!
ゴヤールのバッグが欲しいけど予算は抑えたい!という方は、リユースアイテムの購入を検討してみては?
リユースアイテムの相場価格
ゴヤールは、ベーシックカラー(ブラック、ブラック+ブラウンの2色)とそれ以外のカラー(スペシャルカラー)によって、同じ商品でも定価が変わります。そのため中古の価格も色によって変わりますが、基本的に定価の5-7割程度で購入できるケースがあるので要チェック!
①サンルイ
ベーシックカラー 定価136,000円・税込 リユース価格10万前後
スペシャルカラー 定価177,000円・税込 リユース価格13万前後
②プリュメ
ベーシックカラー 定価124,200円・税込 リユース価格8万前後
スペシャルカラー 定価150,000円・税込 リユース価格10万前後
③ジップ GM(財布)
ベーシックカラー 定価126,000円・税込 リユース価格7万前後
スペシャルカラー 定価164,000円・税込 リユース価格8万前
これを見つけたら買っておくべき!なリユースのゴヤールバッグ
①状態の良いサンルイ
定番のサンルイシリーズは中古でも比較的に流通量が多いですが、状態の綺麗なアイテムはすぐに売れてしまいます。
サンルイは人気があり市場での需要が高いことと、PMサイズで定価が15万前後と比較的高価なブランドであるため、定価より割安感があるリユース商品は人気が高いのです。
②プリュメ
2年程前に発売されたプリュメも、ミニバッグのトレンドによってリユースでも非常に人気が高くなっていて、すぐに在庫が無くなります。
自分に合うゴヤールバッグを取り入れてオシャレを楽しもう!
派手過ぎないのにファッションのアクセントになる大人のブランド「ゴヤール」。伝統と革新が融合したタイムレスなバッグはどんなシーンにも使いやすく、一生あなたの相棒として活躍してくれるはず。